「味の春」と「数の初夏」【船釣り】イサキは年に二度楽しめる|食味と数釣りを思いっきり楽しもう!
「イサキの旬は梅雨」
イサキを釣ったことのある人なら、誰もが一度は聞いたことのある定説です
でも、ちょっと待ってください
それは「釣れる時期」の話で、
「食べて一番美味しい時期」とは、別の話なんです

え、梅雨じゃないの?

関東で食べて一番美味しいのは、「3〜4月」だと思うよ
2000年から船釣りを始めて早20年以上、関東のイサキ場で何度もイサキを釣り、家で捌き、食べてきたブログ主が、今回は「イサキの本当の食べ頃」について解説します
正直、すでに5月に入った今、シーズンとしては少し過ぎてしまった感はあります
でも、来年こそ「本当に美味しいイサキ」を狙ってほしいから、どうしても書いておきたかった内容です
短めですが、ぜひ最後まで見てほしいです
この記事はブログ主の経験に基づいていて、読んでいただいている皆さまのお役に立つ事を目指し書いておりますが、個人の見解も多分に含まれるため、味覚や釣果をお約束するものではありません。何卒ご了承ください。
「イサキの旬は梅雨」は”釣れる時期”の話
まず、はっきり言います
「イサキの旬は梅雨」というのは、嘘ではありません
梅雨時期(6〜7月)は、産卵を控えたイサキが浅場に集まり、群れで荒喰いするため、「とにかく数が釣れる時期」です
船宿の出船も増え、初心者でも釣りやすく、サイズも揃う
釣り雑誌やテレビ番組も、この時期に特集を組むため、「イサキ=梅雨」というイメージが広く定着しました
でも、ここがポイントです
「釣れる」と「美味しい」は、別物
梅雨時期のイサキは、産卵直前で卵や白子に栄養を持っていかれているため、身そのものは脂が抜けて痩せがちです
もちろん、卵を食べる楽しみはありますが、刺身や塩焼きで「身そのものの美味しさ」を求めるなら、梅雨は最適解じゃないんです
関東で本当に美味しいのは”3〜4月”|断言します

結論から言いましょう
関東でイサキを「身の美味しさで食べる」なら、
「3〜4月」一択
です

春先のイサキは、まだ水温が低めで活性は梅雨ほどじゃありません
写真で見る「3〜4月のイサキ」|脂の色艶が違う
でも、釣れたイサキの皮を引いた身を見てください

↑どうですか、このキラキラした極上の脂を!
体側はギラギラ光って、明らかに脂を蓄えている個体ばかりです
見てください、この銀皮の透明感とピンクの色合い
梅雨時期の白っぽくパサつきがちな身とは、明らかに別物です

↑刺身にすると、その差は決定的です
口に入れた瞬間、ふわっと脂の甘みが広がって、舌の上でとろけていく感じ
「これ、本当にイサキ?」と思うくらい、別の魚みたいに感じるはずです

↑3〜4月の外道もまた素晴らしい
マダイやウマヅラハギも、同じく産卵前で脂が乗っていて、家に持ち帰ってからのお楽しみが何倍にもなります
なぜ3〜4月が美味しいのか|産卵前の”脂を蓄える時期”
イサキの産卵期は、関東では5月後半〜7月(梅雨頃)
つまり、3〜4月というのは、
産卵に備えて、ひたすら身体に脂を蓄えている時期
なんです
- まだ卵や白子は持っていない
- その分、栄養はすべて身に回る
- 水温が低いから身が締まる
- 動きが鈍くて消費カロリーも少ないから、脂がぐんぐん乗っていく
これが3〜4月のイサキが美味しい、たった一つの理由です

なるほど、卵や白子が作られる前が脂のピークなんだね

梅雨で釣ってもいいけど、食べるなら絶対に春先だよ
でも「もう旬は過ぎた」と諦めるのは早すぎる|5月後半〜梅雨は”数釣りのボーナスステージ”
ここまで読んで、こう感じた方も多いと思います

もう5月か…
今年のベストシーズンは過ぎちゃったんだね
正直に言います
身の脂のピークという意味では、確かに今年は過ぎてしまいました
でも、ここでイサキ釣りをやめてしまうのは、本当に、本当にもったいないんです
なぜなら、これからの5月後半〜梅雨にかけてのイサキは、
「数釣りのボーナスステージ」
に突入するからです

産卵を控えたイサキが浅場の根に大群で集結し、コマセに狂ったように突っ込んでくる
仕掛けを下ろせば、ほぼ毎流し当たり前のようにアタリが続いて、
初心者でも50匹以上を狙える、年に一度のお祭りシーズンです

3〜4月は「味」、5月後半〜梅雨は「数」、イサキは年に二度楽しめる魚なんだよ
味のピークは過ぎても、釣りの楽しさのピークはこれから
家族や仲間で乗船して、クーラーいっぱいのイサキを持ち帰って、家でみんなで食べる
これが、初夏のイサキ釣りの最大の魅力です
“数釣り”だからこそ気づく落とし穴|小型クーラーじゃ入りきらない
ここで、初夏のイサキ釣りに行く方に、絶対に伝えておきたいことがあります
それは、「クーラーボックスのサイズ問題」です

クーラーなんて、いつもの20Lで十分でしょ?

それが、初夏のイサキではあっという間に満杯になるんだよ
5匹、10匹なら20Lでも余裕です
でも、30匹、50匹と数が伸びてきたら
20Lクラスでは物理的に入り切らないんです
釣り場で「もうクーラーに入らないから持ち帰れない」「氷が足りなくて鮮度が落ちる」
そんな悲しい思いを、何度もしてきた釣り人をブログ主は知っています
しかも、5月後半〜梅雨は気温も一気に上がります
外気温30℃近い船上で、保冷力の弱いクーラーに大量の魚を詰め込めば、
数時間で氷は溶け切り、せっかくのイサキは鮮度劣化まっしぐらです
そこで、ブログ主が初夏のイサキ釣りに必ず持っていくのが、こちらです
シマノ「スペーザ」シリーズの35L以上のクーラーボックスです
↑これからイサキ釣りを始める方はコレ!
↑中上級者、ベテラン、少し奮発できる人は絶対にコレ!
- 35Lの大容量でイサキ50匹クラスでも余裕
- シマノ独自の真空パネル断熱で夏場でも氷が長持ち
- キャスター付きで満杯でも片手で運べる
「数を釣ることが分かっている初夏のイサキ釣り」では、35Lクラス以上は必須装備と言って良いと、ブログ主は本気で思います

大漁で帰っても、家で食べる時に身が劣化してたら最悪だからね
気温上昇!初夏のイサキ船を快適に過ごすもう一つの必須装備

そして、初夏のイサキ釣りで絶対に見落としてはいけない装備がもう一つあります
それが「服装」です
初夏のイサキは、まさに数釣りのお祭り
季節的に気温が上昇傾向の日中に釣りに熱中していると、熱中症と日焼けで身体が大変なことになります
快適な釣りのために、船の上での「服装」というのが本当に大事です
特に足元です
気がつけば朝から昼頃までずっと立ちっぱなし
そして、真夏並みに気温の上がる甲板の上で、足元はサウナ状態
蒸れた靴の中で、ジリジリと体力を奪われていくのを、ブログ主は何度も経験してきました
でも、ここで普通のサンダルやクロックスを履いて乗船するのは絶対にダメです
濡れたデッキはとても滑りやすく、グリップ力のないサンダルでの転倒事故は本当に多いからです
そこで、ブログ主が今シーズンから採用したのが、こちら
シマノが本気で作った”夏の船釣り専用サンダル”
「シマノ FS-380Z ボートゲームサンダル」
- シマノ独自のハイグリップデッキソールで、濡れた船上でも滑らない
- 全方位の水抜けホールで、真夏でも蒸れない通気性
- かかとバックル付きで、サンダルなのに脱げない安心感
「滑らない」「蒸れない」「脱げない」
この3つを揃えた装備で挑めば、初夏のイサキ船を一日中、快適に釣り勝てるはずです
詳しいレビューはこちら↓
大漁の数釣りに熱中するためにも、足元は妥協しないでください
まとめ|イサキは年に二度楽しめる|「味の春」と「数の初夏」

もう一度、イサキの本当の楽しみ方を整理します
- 3〜4月=「味の春」|産卵前の脂を蓄えた一尾の刺身を堪能する
- 5月後半〜梅雨=「数の初夏」|大群で湧くイサキを家族みんなで味わう
イサキという魚は、年に二度、まったく違う表情で楽しませてくれる稀有な魚です
春は脂のノリで一尾を堪能し、初夏は数を釣って家族で囲む
どちらも、本当に捨てがたい魅力があります
今年の「味の春」は過ぎてしまいました
でも、「数の初夏」はこれからが本番です
クーラーボックスとサンダル、この2つの装備をしっかり揃えて、
今年最後の”イサキ祭り”を、思いっきり楽しんでほしいです
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