こんな人のための記事です
真冬の船釣り
経験したことのある人は、聞くだけで寒さが込み上げてきますよね
船上の冷たい強風を身体に受けて、身も心も震えあがりながら釣りをする
こんな事、誰しも経験したくないものです
でも魚を釣るためには、船に乗って、その過酷な環境に耐えるしかありません
そこで今回は、船釣り歴20数年のブログ主がオススメする
最強防寒アイテム
を紹介します!
このアイテムが有るのと無いのでは、断然、寒い中での快適さが違います
とにかく温かいんです!
寒さに困っている人は、ぜひこのアイテムを使用してみてほしいです
では早速、紹介します。こちら↓
ダウンパンツです!
ダウンジャケットはよく聞くと思うんですが、今回は「ダウンパンツ」です
防寒対策は上半身も大事ですが、下半身もそれ以上に重要です
「ダウンパンツ」の何が良いのか、どんな効果が有るのか、
順番に説明していきます
ダウンパンツとは
「ダウンパンツ」とは、ダウン(羽毛)を使用して作られたパンツのことで、特に寒い環境下での防寒対策として使用されます。ダウンパンツは軽量でありながら非常に保温性が高いため、アウトドア活動や冬のキャンプ、登山などで人気があります。
特徴
1. 高い保温性
ダウンは空気を閉じ込める性質があり、体温を保つための断熱効果が非常に高いです。寒冷地でも快適に過ごせるように設計されています
2.軽量性
ダウンは非常に軽い素材であり、パンツ自体も驚くほど軽量です。着用時の負担が少なく、長時間の使用でも快適です
3.コンパクト性
収納時には非常に小さくまとめることができるため、持ち運びが便利です。バッグに簡単に収納でき、特に登山やキャンプでの携行に適しています
最近のアイテムは専用の収納袋が付いていることが多いです
4.防風・撥水性
一部のダウンパンツには、防風や撥水加工が施されており、風や軽い雨・雪にも耐えられる仕様になっています
そのため釣りに限らず、様々なシーンで活躍します↓
・冬のキャンプや登山
・スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツ
・極寒地でのアウトドア活動
・寒冷地での普段使い(特に外での作業や散歩)
ダウンパンツは、厳しい寒さに対応しながらも、快適で動きやすい点が魅力です
着用方法(※重要)
寒くないダウンパンツの着方
ダウンパンツの良さが分かったところで、次に着用方法です
①素肌
↓
②薄いインナーパンツ(ロング丈)
↓
③ダウンパンツ
↓
④防寒・防水レインパンツ
この順番を守ってください
こんな感じです↓
ポイントは、なるべく素肌に近付けて着ることです
ダウンの保温メカニズム
ダウン素材の保温性は羽毛の中に残る空気の熱によって保障されています
体から発散された熱をダウン内の空気層に留めることで保温効果を発揮します
空気層を意識する
素肌とダウンパンツの間に適度な空気層を作ることが大切です
これにより、体温を効果的にダウン内部に継続させ、保温性を最大限に引き出すことができます
ポイント:インナーは薄着にする
ダウンパンツを着る際は、インナーを着すぎないことが重要です
厚着すると、体温がダウン内に浸透せず、保温効果が低下してしまいます
こんな感じの綿素材のインナーが好ましいです
なぜ綿素材なのかと言うと、肌さわりが良いからです
逆にポリエステル素材の多いものだと、少しヒンヤリ感じるのでオススメしません
間違った着方
以下のような着こなしは避けるべきです
①インナーを着込みすぎる
②ダウンの下に別のダウンを着る
③一番外側に着る
①インナーを着込みすぎる
単体で強い防風性・防寒性のあるインナーやスウェット、ジャージ等をダウンパンツの下に着るのは適しません
できれば素肌に直に着たいところですが、ダウンパンツの素材はツルツルで素肌に触れるとヒンヤリ感じます
素肌に直接ダウンパンツが触れないように、適度に体温を通す薄手のインナーパンツを着用してからが良いです
②ダウンパンツの下に別のダウンパンツを着る
あまり試みる人はいないと思いますが、温かいからと言って2着以上着てみるのもオススメしません
今は収納性が高いコンパクトになっているアイテムが多いですが、ダウンパンツは空気層を保つため、やはり、ある程度のボリュームがあります
2着以上着てもモコモコになって動きづらくなりますし、あまり意味が無いと思います
③一番外側に着る
多くのダウンパンツは撥水性があることが多く、中には高い撥水性と保温性を両立させたタイプのアイテムもあります
「これなら大丈夫だろう」と一番外側に着ることを考えるかも知れませんが、ブログ主はオススメしません
理由は、ハリ等の鋭利なものが刺さったら、雨や海水が侵入しやすくなるからです
ダウンパンツが何かのアクシデントで破れてしまい、雨や海水が侵入しやすくなったら最悪です
ダウンの保温メカニズムを考えると、ダウン(羽毛)自体が雨や海水で濡れてしまっては、ダウン(保温)の意味が全く無くなってしまいます
一番外側に着て、アクシデントで余計に寒さが増して、釣りが台無しにならないようにしましょう
まとめ:保温はダウンで内側に
冬の船釣りの寒さに負けない「ダウンパンツ」について解説してきました
ダウン素材ということで非常に高い保温性の優秀な防寒アイテムですが、着用方法にポイントがあります
ダウンパンツの保温効果を最大限に活用するには、薄着の上に直接ダウンパンツを着用し、適度な空気層を作ることが重要。ダウンパンツにハリ等の鋭利なものが刺さったり、雨や海水に濡れないように、ダウンパンツの上にレインパンツを着用しよう
高い保温性のあるダウンを素肌に近い内側に着て、それを雨から守るように高い防水性のレインパンツを外側に着る
この着用方法が一番理にかなっています
最強防寒アイテム「ダウンパンツ」を正しい着方で、寒くない冬の船釣りを大いに楽しみましょう!