こんな方のための記事です
主にフグ釣りに使用する「カットウ仕掛け」

一つの仕掛けにカットウ針が1〜2個付いていて、カットウ針自体に厚みがあるため、中々うまく収納できず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか
一つ一つの仕掛けが丁ねいに個包装されている市販品タイプであれば問題ないですが、カットウ仕掛けを自作して釣り場に持っていく人は、特に収納に悩みます
市販品はこんな感じ(これもよく釣れます)↓
カットウ釣りを覚えた頃は市販品に頼っていたけど、釣行を重ねるうちに仕掛けを自作してみる方も多いと思います
そういうブログ主も、今ではカットウ仕掛けは自作一択です
こんな感じの自作品を、よく作っています↓

とはいうものの、作ったは良いけど、収納に困るのがカットウ仕掛け
そこで今回は、18歳から船釣りを始め早20年以上のブログ主も使用している、
【自作】かさばるカットウ仕掛けが収納できる専用ケース
をご紹介したいと思います
まずはもったいぶらずに、実物を見てもらいましょう↓


この記事を読むと、カットウ仕掛け専用ケースの良さを分かってもらえると思います
カットウ仕掛けが絡まるのを減らして、快適に釣りができるはずです
それでは順番に説明していきます
【自作】カットウ仕掛け専用ケース(メルカリ販売)
カットウ仕掛けは、かさばる

カットウ仕掛けが上手く収納できないのは、扱ったことがある方は、よくご存知だと思います
その理由の大きな要因は、カットウ針です
カットウ針は厚みがある
カットウ針というのは3〜4本の針が、ひとまとめになっている針なので、
一つ一つのカットウ針にどうしても厚みが出ます
例えば、ブログ主がよく使っているコチラのカットウ針↓

ダイワ(DAIWA) 仕掛けD-MAX フグカットウ針SS Speed レッド LL
非常に刺さりが良く大きさも程よい、良く釣れるコチラのカットウ針
カットウ針の厚みは、

約4センチです
厚さがある分、ケースや袋も分厚くなり、分厚くなるということは、ケース内部で仕掛け自体が動きやすく、それにより絡まりやすいというわけです
仕掛け一つに針が何本もある

例えばこんな感じのカットウ仕掛け
大体1つのカットウ仕掛けに、カットウ針が2個とエサ針が1個が多いんじゃないかと思います
これをケースや袋に収納して、いざ釣り場に着いて収納から出してみると↓

こんな感じでカットウ針同士が絡まっていたり、

エサ針も全部ゴチャゴチャに絡まっていたりと、釣り場に到着してすぐなのに、すでにオマツリ状態の仕掛けを解くことになります
2つ以上のカットウ仕掛けを同じケースや袋に収納すると、お互いが絡まって、もはや地獄絵図でしょう
針が何本もあるカットウ仕掛けの特性上、収納が難しい問題であることが、よく分かると思います
収納が難しいけど、解決策はいくつかある

そんな収納が非常に難しいカットウ仕掛けですが、解決する方法はもちろんあります
市販のカットウ仕掛けを買って、そのまま釣り場へ持ち込む

釣具屋さんに行くと、各メーカーさんから色々なカットウフグ仕掛けが売られていると思います
最初の方にも少し書きましたが、こんな感じの市販のカットウフグ仕掛けは個包装になっていることがほとんどで、仕掛け自体も針を固定して伸ばして収納されているため、購入してそのまま釣り場へ持っていけば絡まることもありません
カットウ仕掛け専用ケースを使用する
収納が難しいカットウ仕掛けですが、カットウ仕掛け専用のケースを使うことが最も良いと個人的には思っています
特にカットウ仕掛けを自作する人は、です
タカ産業さんからカットウ仕掛け用の専用ケースが発売されています
市販のカットウ仕掛け専用ケースというのは実はとても少なく、ブログ主も見たことがあるのは、このタカ産業さんのものだけです
商品ページを見てもらうとわかりますが、分厚いカットウ針が収納できるだけの厚さと長さの専用ケースです
更にケース内部の底に、スリット入りのスポンジが設置されているため、カットウ針が差し込め、そのまま仕掛け全体を伸ばして収納することが可能です
繰り返しになりますが、カットウ仕掛けを自作する方は、こういったカットウ仕掛け専用のケースに収納することが非常に良い解決策だと思っています
カットウ仕掛け専用ケースを自作しました
タカ産業さんのカットウ仕掛け専用ケースももちろん良いのですが、より使いやすく収納のレベルが高いものは無いのかと考えるのが、釣り人の性でしょう
ブログ主も、もちろんそのタイプ
色々試行錯誤した結果、カットウ仕掛けの専用ケースを自作しました
それがコチラ↓

【自作】カットウ仕掛け専用ケースの特徴
専用ケースのサイズ
自作した専用ケース、実は先ほど紹介したタカ産業さんから発売されているケースと同一のもので、サイズも一緒です
サイズの詳細は↓
横 約35cm
縦 約13cm
厚さ 約5cm
参考にブログ主が自作したカットウ仕掛けです
全長約30cmなので十分に収納可能です
ケース内部にフェルト生地と4つのスポンジを貼り付けてある
専用ケース内部は、こんな感じになっています
・上下にフェルト生地
内部上下、底の部分とフタの部分にフェルト生地を貼り付けてあり、これによりカットウ針とエサ針のどちらも、どこにでも掛けられます
・マジックテープ付きの4つのスポンジ
さらに4つの少し固めのスポンジはカットウ針を掛けること、カットウ仕掛け同士が絡まないよう分けられることを目的に、裏面にマジックテープを付け、フェルト面のどこにでも取り付けられるようになっています
この4つのスポンジは、お使いのカットウ仕掛けに合わせて移動して絡まないような位置に設置できますので、ケース内部でアレンジ可能です
さらにさらに4つのスポンジを、お互いに干渉しない位置に設置することで、フタを閉めたときにケース内部の仕掛けのバタつきを防いでくれます
一応、真面目に考えてます
専用ケースの各パーツは取り外して丸洗いできる
各パーツは、すべて取り外し可能です
釣り場に行って、カットウ仕掛けを取り出そうとすると、波しぶきを被ったり、使い終わったカットウ仕掛けを再び収納したりと、ケース内部は塩水にさらされていることが多いので、帰宅したあとにはケース全体を洗いたいですよね

フェルト生地の裏面はシマ模様のプラスチックに吸着する素材になっているので、洗って何度でも使用可能です(※フェルト生地の耐用次第になりますので永久ではありません)
【自作】カットウ仕掛け専用ケースの収納例
では実際にカットウ仕掛けを収納すると、どうなるのか
各仕掛けを収納した例を見てもらいましょう
カットウ仕掛けを3個収納してます
カットウ針はスポンジに刺して、エサ針は仕掛けを伸ばしきった位置でフェルト生地に刺せばOK
カットウ仕掛け4個収納
カットウ仕掛け5個収納
ケース内部上下の4つのスポンジを、お互いが干渉しない位置に設置すれば…、
こんな感じで、ちゃんと閉まります
さらに、
オモリ付きでも収納可能です
その場合、少し収納に関してアドバイスなのですが、
オモリは当然重量があるので下段を強く推奨します
というか、オモリは上段には無理だと思います
なんとか収納できたとしても、重さでフェルト生地が剥がれるおそれがあるので止めたほうがいいです
オモリ付きを下段に収納したとしたら、カットウのみの仕掛けは軽いので、こんな感じで上段に収納するといいと思います
さらにさらに、オモリ付きも大丈夫なら、
こんな感じのトラフグ用の仕掛けも、
収納OKです!
【自作】カットウ仕掛け専用ケース(メルカリ販売)

まとめ:カットウ仕掛け専用ケースで快適な釣りを!

収納が難しいカットウ仕掛けですが、工夫次第では上手に収納が可能です
市販品を購入して、そのまま釣り場へ持って行くのいいですが、やっぱり専用のケースに使いやすいように収納するのが一番いいんじゃないかと思います
「専用ケースがあるから、もっと釣れるようになる!」っていう事ではもちろんありません
特にカットウ仕掛け自体を自作するこだわり派の方は、こういう専用ケースに入れておくと、見た目もスッキリするし、とても気持ちよく釣りができると思います
「良い釣りは、良い道具から」が持論のブログ主は強くそう思います
今回紹介した専用ケースをメルカリで販売していますが、よければ購入いただいて使用してもらえれば、その良さが分かってもらえると思います
カットウ仕掛けで釣りをする皆様のお役に立てれば幸いです
それでは良い釣りを!
【自作】カットウ仕掛け専用ケース(メルカリ販売)