その質問には絶対に、
と回答するようにしている船釣り歴20年以上のブログ主です
こんな方のための記事です
この記事では、様々な種類の魚を掴む道具、いわゆるフィッシュグリップを使ってきた経験を踏まえて、それぞれのアイテムの使い方とメリット、デメリットを解説します
そしてその中でも、やっぱり「魚ばさみ」というアイテムをおススメする理由も解説していきます
船釣りに行ったときに、いざ「魚が釣れても魚を掴む道具が無い」と困ってしまいますよね
無理に素手で魚を掴もうとすると危ないです
魚を掴む便利な道具があれば、釣れたらサッとを取り出して、ハリを外したり、クーラーボックスに移動したりと、スマートに行えます
この記事を読んで、ぜひ自分の釣りのスタイルに合ったアイテムを選んでもらえればと思います
是非参考にしてください!
魚を掴む道具の種類
フィッシュグリップとは、その名の通り「魚を掴む道具」です
釣りの最中は、魚を掴む瞬間というのが、たびたび訪れます
- 魚を釣った後に、写真を撮ってもらう時
- 釣った魚のハリを外す時
- 足元のバケツに入っている釣った魚を、自分のクーラーボックスに移動する時
ざっと思いつくだけでも、コレだけあります
まずはその種類と特徴を説明していきます
フィッシュグリップ①
最近では、一番主流なアイテムだと思います
料理に使うトングみたいな形になっています
魚を掴む部分がギザギザになっているのが特徴です
メリット:素材は樹脂製が多く、魚が傷つきにくい。
デメリット:魚を掴むグリップ力が握力によって左右されるため、使う人によっては暴れる魚を掴むには結構力がいる。
アジ、キスなどにはとても良いです。タチウオ、フグ、イサキにも使えますが、大きい型は要注意!結構スベって掴めない事があります!
フィッシュグリップ②
よくルアー釣りで見かけるアイテム
先の輪っかが手元のレバーで開閉できるようになっていて、魚の口(くちびる)等に挟む仕組み
こんな感じ↑
メリット:一度、魚の口(くちびる)に挟めば、魚が外れることはほぼ無い。魚体が傷つかない。
デメリット:魚の口(くちびる)に挟む場合は、口を開かせないといけないので案外、手間取る。
中型のイナダ、ワラサ、サワラの青物や、ヒラメ、マハタには最適。青物は口(くちびる)じゃなくて、尾ビレの付け根に輪っかを引っ掛けて使う事も出来ます。
圧倒的な使いやすさ「魚ばさみ」
ブログ主はコレ一択です
大型魚を除けば、ほぼ全ての魚に使えます!
個人的に圧倒的におススメするアイテムですが、もちろんデメリットもあります。
メリット:鋭角なギザギザが付いていて、少ない握力でもガシっと食い込んで魚を掴める。
デメリット:鋭角なギザギザが魚に食い込むため、魚体が傷つきやすい。
グリップ力に優れる分、魚体が傷つきやすいというのは否定できませんが、ブログ主は、ある方法で、この問題を大幅に回避しています
それは、「頭付近を掴む」
できれば、この「魚ばさみ」を使用してガシっと魚を掴む場合は、頭付近を掴むと良いです
なぜなら魚体が傷ついて困るのは、主に私たちが捌いて食べるのは身の部分がほとんどで、頭付近は、ほとんどが食べても煮たり焼いたり、ダシをとったりと、きれいな原形を保てていなくても問題無い部位だからです
魚によっては、捨ててしまう部位でもあります
あとは、ちょっとかわいそうに思いますが魚の目を掴めばスベることもありません
魚体の身の部分を避けて、頭付近を掴んでみましょう
このアイテムを使えない魚は「大型魚」です
というか、そもそも今まで紹介してきた全てのアイテムが使えません
- ブリ、ヒラマサ、カンパチ、マグロなどの回遊魚
- モロコ(クエ)、イシナギ、アブラボウズなどの根魚
こういった大型魚は釣りあげてからも暴れる力が相当強いため、道具を使って掴もうという事自体が危険です
大型魚を釣りあげた後の魚の扱いについては、船長の指示に従いましょう
まとめ:おススメは、やっぱり「魚ばさみ」
↑こんな感じで手元に用意しておくと使いやすいですよ
色々解説してきましたが、その上でブログ主は、特に船釣りをする方には、やっぱり「魚ばさみ」をおススメします
- 魚を掴んだら離さないグリップ力
- 簡単な操作性
総合的に見て、今現在、各釣り具メーカーから出ている「魚を掴む道具」では頭一つ飛び出ていると思います
もちろん個人の釣りのスタイルや考え方によりますので、
「他のアイテムの方が使いやすいよ!」
という方もいると思います
これから「どんなフィッシュグリップを買おうかな」と悩んでいた方は、是非今回の記事を参考にしていただいて、自分が納得できるアイテムで釣りあげた魚を扱ってください
その結果が「魚ばさみ」以外であったとしても、釣り場でスマートに魚を掴んで、快適に釣りが楽しめるはずですよ
皆さま、良い釣りを!