こんな方のための記事です。
この記事では、ヒラメ釣り歴22年(2024年時点)のブログ主が、船からのヒラメ釣りの常識と言われる基本仕掛けを頭に入れながら、新たな仕掛けを考案、作成し、更なる釣果を目指して試行錯誤する様を書いていきます。
あとは、
こんな事を思っているけど、「自分では試せないしなぁ~」っていう方にも、もしかしたらお役に立てるかも知れません。
前回までの記事はこちら↓
前回の記事で、
ヒラメは針が見えていると仮定して、イワシに食いつきやすいように「親針をイワシの口の中に隠してみよう」とした新仕掛けを試してみました。
しかし結果は散々に終わりました。
なんてつぶやきながら、ヒラメの事を考えていたところ、またある事に気付きました。
この記事に書いてあることは、ブログ主の経験や実績をもとにした個人的見解であり、釣果を約束するものではありません。参考程度にご覧ください。
エサをくわえている魚を追う「魚」
以前、千葉県大原港からイサキ釣りに行った時の事、同船していた別のお客さんが掛けたイサキに、
水面近くまでヒラメが追いかけてきたことがありました。
またある時に、神奈川県の平塚からシイラを釣りに行った時、ルアーに掛かった小型のシイラに、
別の数匹のシイラが船べり(足元)まで付いてきたことがありました。
これは一体どういう事でしょうか
捕食している魚から「エサ(魚)」を奪おうとする
特に「フィッシュイーター」と呼ばれる、生きている魚を捕食してエサとする魚は、捕食している最中のエサ(魚)を横取りしようという、習性が強い気がします。
ヒラメ自体は、群れでいる事がほとんど無い魚なので、エサ(魚)の奪い合いと言うのは少ないかも知れませんが、先ほど書いたように、別の魚がエサを捕食している時に近くまで付いてくる、という事が事実としてあったので、少なからずそういう習性を持っていることに間違いは無さそうです。
今回は、その習性を仕掛けに応用できないかと考えたわけです
「その習性を利用できないか?」イワシを2匹付けてみる!
では、その習性をどうやって仕掛けに応用しようか
最初に考えたのは、イワシ(エサ)を2匹付けてみること
親針にイワシ(エサ)を2匹付けることで、お互いを捕食し合っているような感じを演出できるんじゃないかと
ヒラメはそれに勘違いして、片方のイワシ、もしくは両方まとめて食ってくるんじゃないかと考えたわけです!
仕掛けの投入直後、イワシが2匹いる分、動きが竿に伝わり、「良く動いてるなぁ~」という感触が伝わってきて、いかにも釣れそうなんですが、
程なくして、イワシが動いている感触が無くなって、上げてみると、超高確率でイワシが1匹いない、もしくは両方いないんですよ
もちろん、ヒラメらしいアタリがあるわけでもないので、エサを持っていかれたという訳でもありません
生きている2匹のイワシを同じ針に付けると、各々が違う動きをしようとするから、針からすごく外れやすいんですね
よくわかりました
…まあ勘の良い皆様は、こんなこと実際に試さなくても、答えはわかるだろって感じかと思います。
という事で、イワシ(エサ)の2匹掛けは失敗
生きている魚(エサ)は1匹しかダメだという事がわかったので、次なる作戦は…
新仕掛け③:小魚に似せたソフトルアーを親針(イワシの口元)に付ける
これは良い作戦だと思うんですよ
2匹目のイワシ(エサ)の代わりに「ソフトルアー」を付ける事で、イワシがエサを捕食している様を演出するとともに、ソフトルアー自体もイワシの動きに合わせてアクションしてくれる
この仕掛けは来たんじゃないかと思いましたね
結論:ウンともスンとも、いいませんでした泣
はい、ダメでした
そもそもアタリがありません
一応2日間ほどヒラメ釣りの乗合船で試しましたが、針掛かりはもちろん、1度もアタリはありませんでした
そんなにヒラメの活性の低い日じゃなかったですよ
他のお客さんは釣ってましたからね(僕以外)
ソフトルアー自体も、ごくごく小さいワーム型のものも試しましたが、結果は同じ
何でですかね、見破れらてるんですかね
針を見破るくらいだから(←仮説です)当たり前か
まぁ、これもまた魚釣りの面白いところですね
これからも新たな可能性を追い求めて、新仕掛けの考案と実践を繰り返していきたいと思います!
では、また!