こんな事を思っている方に向けた記事です
「市販仕掛け」と「自作仕掛け」、どちらが良いのか(釣れるのか)
こういった疑問は、特に釣りを始めて間もない頃なんかに抱きやすいんじゃないかと思います。
18歳から船釣りを始め、関東の釣り船屋さんを中心に20年以上釣りをしているブログ主が解説していきます
この記事を読むことで、
- 市販仕掛けの背景と使う理由
- 自作仕掛けのメリット、デメリット
- それを踏まえた今後の使うべき仕掛け
こんなことがわかると思います。初心者だけでなく、ぜひ中級者以上の方も参考にしていただきたいです
では早速ですが、タイトルにもある通り、
初心者は間違いなく
”市販仕掛け”
順番に解説していきます
この記事に書いてあることは、ブログ主の経験や実績をもとにした個人的見解であり、釣果を約束するものではありません。
市販仕掛けには実績がある
釣り道具屋さんに行くと、狙いの魚専用の針や糸が結ばれている「仕掛け」が沢山売られていますよね
どれが良いのか目移りすることも多いと思いますが、そのどれもが各メーカーさんがテスト(釣行も含め、もちろんその魚が釣れるかどうかも)を繰り返しています
そのテストの回数や方法は、我々釣り人がたまに釣りに行く程度の比ではありません
コレだけでも、市販仕掛けの信頼度は抜群であることがわかると思います
↑ヒラメ釣りは迷ったらコレ。ブログ主は、これで何尾釣ったことか。今でも当然使っていて、必ずバッグに一つ入ってます。
釣り船屋さん監修や、ご当地仕掛けは尚良し!
《例えばヒラメ釣りの場合》
ブログ主がよく通っている千葉県の大原港や茨城県の鹿嶋港などは、釣り船屋さんが非常に多く、有名な釣り船屋さんは、その釣り場を想定した仕掛けを監修し発売しています。
釣り船屋さんは、我々釣り人の中の誰よりも、その海を知っています。もちろんヒラメをどうやって釣るかも知っています。
その釣り船屋さんが監修した仕掛けには、船長を始めとしたスタッフさんの、今までの経験やノウハウが詰め込まれているため、ハッキリ言って、どんな仕掛けよりも信用できる仕掛けです。
なので、釣行を予定している場所や釣り船屋さんが明示されている仕掛け、「〇〇港」とか「△△丸」みたいにラベルに書いてあるものを使用するのが間違いありません。
対して自作仕掛けは…
初心者の自作仕掛けには釣れた実績がない
中には自分自身で仕掛けを作成してくる方もいると思いますが、特に釣り初心者が狙いの魚を釣ろうとした時に、最初から自作仕掛けを使用するのはおススメしません。
それは、自作の仕掛けに実績が無いからです
もちろん、中級者以上の釣りの経験が積みあがっている方の実績のある自作仕掛けは別ですよ。
ここで言いたいのは、
完全な初心者が、実績のない自作仕掛けで最初の釣りに臨むと言うのはオススメしない
という事です。
実績のない仕掛けでの釣れない時間は”ツラい”
仕掛けを自作すること自体は悪いことではないのですが、初めての釣りで自作仕掛けを使っている場合、実績がない分、釣れるかどうかの判断が付きづらいです。
精魂込めて作った仕掛けには、愛着と大きな期待はもちろんありますが、同じだけ不安もあります
最初から自作仕掛けを使って釣りをしていたとして、船中で自分を除いた他の方々が、続々釣れ始めていると、不安でしょうがないはずです。
そのまま釣れない時間が続き、「最後まで何も釣れなかった」なんてことは絶対に避けたいですよね。
でも「自作仕掛け」が悪いわけじゃない
自分で仕掛けを作る事も釣りの楽しみの一つですし、その仕掛けで魚が釣れれば、さらに嬉しいですよね
「釣り」と言うのは、何も魚を釣ることだけじゃなく、準備をする段階から楽しいものです
その準備が、「仕掛けを自作すること」も含めるとなると、さらに楽しみになるはずです
市販仕掛けだけじゃなく自分の仕掛けを準備するのは少し面倒ですが、釣れる想像をしながら仕掛けを自作する工程は決して苦にならない、と感じる方もいるのではないでしょうか
市販仕掛けで釣ってから、自作仕掛けを使う
こんな事を考える気持ちも十分わかります。特に中級者以上の方に多く見られると思います。
釣り経験も積み重なり、釣行毎に自信が出てきて仕掛けの扱いにも慣れてくると、自分で針や糸、その他パーツをバラで購入し、思い思いの自作仕掛け作りに励む。
これも釣りの楽しみの大きな要因の一つであり、醍醐味ですよね。
作成する分には良いと思いますが、まずは、釣り具メーカーが数々の検証を繰り返し実績も申し分ない市販の仕掛けを使用して、早い時間にとりあえず1尾釣ってしまう事です
↑こんな人以外は、それからでも遅くありません。
とりあえず市販仕掛けを繰り返し使ってみる
市販仕掛けは、その魚を釣るための仕掛けの基本中の基本です
↑ヒラメ釣りの場合、ブログ主の場合はコレが基本。常に参考にして、仕掛けを自作しています。
その基本となる市販仕掛けを繰り返し使っていると、使うたびに、その仕掛けの色々な部分を理解してくると思います
- 糸の太さや長さ
- 針の大きさ
- 仕掛け全体の形状や感覚
その仕掛けの情報や実績が自分自身に積み上がっていきます
「市販仕掛け」は仕掛けを自作するための最高の”教科書”
そして今使っている「市販仕掛け」に対して、
- もっと針が小さければ…
- もっとハリスが長ければ…
こんな感じで、自分なりに感じた「市販仕掛けに足りないと思う部分」が見えてくるかもしれません
それが今後、自分のオリジナル仕掛けをつくるための”情報”になるわけです
その情報がまさしく、「狙いの魚を釣るために自作する仕掛け」の第一歩となるはずです
まとめ:市販仕掛けは基本であり最強です
もう一度書きますが、市販仕掛けは狙いの魚を釣るための基本です
仕掛けを自作すること自体は悪いことではありませんが、
- 市販仕掛け ← 既に数々の実績がある
- 自作仕掛け ← 当然最初は実績が無い
これを頭に入れておきましょう。
これがわからず自作仕掛けを使って釣れない時間が続くと、実績が無いので、
- 本当にこの仕掛けで釣れるか不安になる
- 釣れない時間が本当にツラい
特に初心者はこんな感じで肝心の釣り自体が楽しめなくなってしまいます。
今はYouTubeやネットで、数々の自作仕掛けの情報を得ることができます。
針や糸が結べれば、仕掛けを自作すること自体は難しくないと思います。
ですが、まずは各メーカーが皆さんのために数々のテストや釣れた実績を積み上げてきた「市販仕掛け」を使い込んでみましょう
まずは「これだったら釣れるだろう」という実績(釣れた)込みの体感を、おぼろげながらでも身体に覚えさせることです
何でもそうですが、まずは基本です
- 「市販仕掛け」 ← 基本
- 「自作仕掛け」 ← 応用
基本あっての応用です
応用から覚えると、
↑こんな感じの釣果だけを重視した「釣り」になりやすく、飽きが早く長続きしません
この先も楽しい釣りを長く楽しむためにも、応用できるくらいの実績や情報を自分自身に積み上げましょう!
市販仕掛けを繰り返し使う事で、狙いの魚を釣りながら、基本の仕掛けを十分理解して、自分自身もレベルアップしていきましょう!