家族や友人にこう言われたときに、いつも言い返せない方のための記事です
「船釣りのお金で魚を買ったほうが良い」
釣りに行って、特に釣れなかったときに、ほとんどの方が言われたことがあるんじゃないか、というくらいの、ある意味名言です
釣りを初めて20年以上経つブログ主も、このセリフを何度周りから言われたかわかりません
そのたびに、
と、必死に否定したくても完全に否定できず、相手を納得させるだけの理由が見当たらない、といった感じになります
同じような体験をして、モヤモヤしてる方も多いんじゃないでしょうか
なので今回は、そう言われたときの相手への返し方について書いていきます
この記事を読めば、まずはこのセリフを言われたときにスパッと相手へ返すことができて、自分の中の釣りに対する愛情や考えが今以上に深くなって、より釣りを好きになるはずです
では早速、結論から↓
結論:相手と同じ土俵に立たない
少々くだらないと思うテーマかも知れませんが、ぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです
釣りは”趣味” 食べ物を持って返ってくる漁師じゃない
釣りはとても楽しい趣味です
- 時期や天候を考慮し、狙いの魚を決める
- 繊細な仕掛けを用意する
- スリリングな魚とのやり取り
ざっと挙げても、これだけの楽しみがあり、たくさんの人を魅了する素晴らしい趣味です
そして、釣りの最も楽しみなことの一つが、持って帰ってきた魚を食べることです
趣味としての楽しみを感じられる上に、最上級に近い食べ物(魚)を持って帰ってこれる可能性があります
世界には数々の趣味が存在しますが、これほど特殊な趣味は無いと感じます
でも、だからこそ、この「魚を持って帰って食べられる」という他にはない特殊な楽しみこそが、釣りを知らない人からすると、
になってしまうわけです
釣りをする人からすると、
と反論したくなってしまいますよね
相手は魚(食べ物)の金銭的価値を言ってきている
こう言ってくる人は、さらに言うと、
釣りという趣味と魚の価値を同じだと思っています
だからこそ釣ってこなかったときの反応が、あのセリフとなるわけです
関心があるのは、魚を持って帰ってくるかどうか
釣りという趣味としての楽しみには関心がありません(泣)
釣り経験の無い人が言ってくる
大体そうだと思いますが、釣り経験の無い人がほぼ大多数だと思います
こういう人に例えば、
釣りをしたことのない人にこんなことを言っても、「そっか〜、そうだよね」とは、なりません
言っているこっちも、なんかモヤモヤしますしね
釣りの楽しさを伝えるには…
全く興味のないことを相手に伝えるのは不可能と言ってよく、反論はほぼ無意味です
ですが、それを伝えない限りは、趣味としての釣りの楽しさは分かってもらえません
ではどうするか
釣りを体験してもらう
一番の方法は相手に、
釣りをしてもらうこと、特に魚を釣ってもらうこと、です
一度でも魚を掛けて、その引きを味わえば、経験のない人は興奮し、忘れられない体験になるかもしれません
しかし現実としては、そう簡単に上手くいきません
- お互いが釣りに行く時間や環境の確保
- 金銭的に納得するかどうか(釣り道具、船釣り代 etc)
- 船釣りの場合は、相手の船酔い対策
- 女性の場合はトイレの問題 等
ざっと思いつくだけでこんな感じ
細かいことを挙げれば、こんなものではありません
思っている以上に、釣り経験のない人を連れて行くには、ハードルが高いんです
”もともと釣りをしてみたかった”という、ごく少数の方以外は無理と思ったほうが良いです
釣りの楽しさを知ってもらう事は、あきらめる
釣り歴20年以上のブログ主の結論を、冒頭に”同じ土俵に立たない”と書きましたが、言い換えれば、
釣りの楽しさを知ってもらう事は、あきらめる
という事です
このブログを読んでいただいている方の多くは、釣りを趣味として楽しめることができているはずです
しかし、皆様の周りにいる釣りの楽しさに興味のない方に、自分から積極的にそれを伝えることは残念ながらあきらめたほうが良いと思います
厳しいことを言うようですが、興味のないことを押し付けられるように説明を受けることは、相手からすると不快でしかありません
相手の気持ちを思うからこそ、釣りの楽しさを相手に押し付けるようなことは絶対にしてはいけません
相手に聞く気があれば話は別、要は相手次第ということです
同じ土俵に立たず、相手の気持ちに乗る
ブログ主は、こう言う
今までのことを踏まえて、こう言われたら最近、ブログ主は決まってこう言うようにしています↓
「そうだね、買ったほうが良い魚が食べれたかもねww」
決して、相手の言うことに対して反論せず、魚を買ったほうが良かったという一理ある内容にも理解を示し、なおかつ相手の土俵に立たないでサラッと返す
色々試しましたが、これが一番良い返しなんじゃないかと思っています
でも、内心こうは言っても悔しいはずです
だからこそ、次に行く釣りに対して、
”今度は絶対に釣ってきて見返してやる!”
と誓うんです
先程のブログ主のセリフには、釣れなかった自分自身への不甲斐なさも含んでいるわけです
次は魚が釣れるように、もっと自分自身の釣りの上達を試みましょう!
まとめ:相手の気持ちも考えて答えよう
今回は、家族や友人にこう言われたときの返し方について書いてきました
- 釣りと魚の価値を同じだと思っている
- 釣り経験の無い人が言ってくる
- 釣りの楽しさを伝えるのは、ほぼ不可能(興味がないから)
- 相手の土俵に乗らず話を合わす。ブログ主のオススメは「そうだね、買ったほうが良かったかもねw」
- 相手の気持ちと、釣れなかった自分自身への不甲斐なさも考える
- 次の釣りへの糧とする!
釣れなかったときに、そんなことを言われると、ついムッとしてしまいがちです
でも、そのムッとした気持ちは、誰よりも皆さん自身が釣りを好きだからに他なりません
相手は釣りの楽しさを分かっていないだけです
これを読んでくださった皆様は誰よりも釣りが好きで、好きだからこそ、それが理解できるはずです
失礼かもしれませんが、そんなつまらないことを言ってくる相手には、ある意味同情を感じつつ、サラッと受け流してしまいましょう
そんなことよりも、次はもっと釣れるように、仕掛けを自作してみたり、道具を整備したりと、次に行く釣りのことを考えほうが、よっぽど良いです!
相手の気持ちも考えつつ、より良い釣りと釣果を未来に約束して、今度こそ、
と言わせましょう!
そんな皆さんにとって大切な相手と囲む食卓は、今まで以上に最高なはずです
このブログでも、そんな風に皆さんがより良い釣果を得られるよう、良い情報を発信していきます
それでは、次回の皆さんの釣りがより良い釣行になりますように!