こんな方のための記事です
船釣りのデッキの上って、海水で濡れてるし、固いですよね
そのため、船釣りに行くときは釣具メーカーからも発売されている”専用のクッション”を持ち込む方も多いんじゃないかと思います
シマノ(SHIMANO) 防水クッション ZB-051G SS
ダイワ(DAIWA) 防水クッション WPクッション M(A)
こういったクッションもいいとは思うんですが、ブログ主は個人的には、
クッションはいらない、他にいいものがあるから
と思っています
結論から言うと、それは、
”ヒップガード”です
この記事を読めば、
- ”ヒップガード”とは何なのか?
- 何で”クッション”よりも”ヒップガード”が良いのか
という事がわかって、今”クッション”を使っている人も、自分の釣りのスタイルによっては、
と思うかも知れません
その結果、いつもの釣りが、より快適になることもあると思います
理由も含めて説明していきます
この記事はブログ主の経験に基づいていて、読んでいただいている皆さまのお役に立つ事を目指し書いておりますが、個人の見解でもあるため、商品の機能や性能を約束するものではありません。何卒ご了承ください。
【結論】”置き型”のクッションより”装着型”のヒップガード!

実はブログ主は過去、磯釣りもしていまして、その時には必ず”ヒップガード”を着るのが当たり前になっていました


尾長グレ55cmはさておき、元々は根っからの磯釣り師でもあったブログ主は、クッションよりも”ヒップガード”を断然オススメしています
シマノ(SHIMANO) ヒップガード シマノヒップガード GU-011S シルバー ←ブログ主はコレ使ってます
ダイワ(DAIWA) ヒップガード DA-1222 ブラック フリー
PRO MARINE(プロマリン) ヒップガード 色アソート
じゃあ何故、ヒップガードが良いのか
その前に、まずはクッション(座布団)とヒップガードの概要から説明していきましょう
船釣りに使うクッション(座布団)

船釣りでは長時間の座りっぱなしや、波の揺れによるお尻への負担が大きくなります。そんな時に活躍するのが、船釣り用の「クッション(座布団)」です。一度使うとその快適さに手放せなくなる人も多いアイテムで、快適性だけでなく、安全性や集中力の維持にもつながる、船釣りでは意外とポピュラーで重要なアイテムの一つです。
主な目的
- 疲労軽減:長時間座ってもお尻が痛くなりにくい
- 滑り止め:クッションに滑り止め加工があることで、波の揺れでも安定して座れる
- 防水・防汚:濡れたデッキでも使える防水仕様が多い
- 保温性:冬場の冷たい座面からくる冷えを緩和
特徴と構造
素材 | 特徴 |
---|---|
EVAフォーム | 軽くて丈夫、防水性が高い |
ウレタンフォーム | 柔らかくクッション性が高い |
PVCレザー | 汚れに強く、拭き取りやすい表面 |
ゲル(ジェル) | 高いクッション性 |
使用シーン
- 船べりに座って釣りをする時
- 波の衝撃を和らげたい時(特に荒天時)
- 寒い季節の冷たいデッキに直接座りたくない時
人気メーカー例(商品)
シマノ(SHIMANO) 防水クッション ZB-051G SS
ダイワ(DAIWA) 防水クッション WPクッション M(A)
釣り用ヒップガード

釣り用のヒップガードは、主に腰やお尻を保護するためのアイテムで、磯釣りや堤防釣り、ルアー釣りなど、比較的アクティブな釣りでよく使われます。
主な目的
- お尻の保護:主に磯や岩場、堤防など硬くてゴツゴツした場所に座る際に、お尻をケガや痛みから守る
- 防寒・防水:冬の冷たい地面や濡れた場所に座っても、冷えや水分の侵入を防ぐ
- ウェア(ズボン、パンツ)の汚れ防止:泥や魚の汚れなどがズボンに付着するのを防ぐ
特徴と構造
項目 | 内容 |
---|---|
材質 | ネオプレーン、ナイロン、PVCコーティング素材など(防水・耐摩耗) |
装着方式 | ウエストベルトで固定(バックル式やベルクロ式) |
クッション性 | 衝撃吸収パッド入りも多く、長時間座っても快適 |
形状 | お尻を広く覆うタイプや、コンパクトなパッドタイプなど様々 |
通気性 | 一部にメッシュを採用したモデルもあり、ムレを軽減 |
主な利用シーン
- 磯釣り(岩場に座る時間が長い)
- 堤防釣りやテトラ帯
- 渓流釣り、サーフでの待機時
- 船釣り(硬いデッキに直に座る場合)
人気メーカー例(商品)
シマノ(SHIMANO) ヒップガード シマノヒップガード GU-011S シルバー ←ブログ主はコレ使ってます
ダイワ(DAIWA) ヒップガード DA-1222 ブラック フリー
PRO MARINE(プロマリン) ヒップガード 色アソート
”クッション”と”ヒップガード”の比較

項目 | クッション | ヒップガード |
---|---|---|
①座り心地 | ◎ | ○ |
②持ち込み、移動のしやすさ | ×(手持ち・かさばる) | ◎(装着式) |
③船上での管理 | 風で飛ぶリスクあり | 常時安定 |
「一度装着すれば持ち運ぶ手間もないし、お尻も汚れないから」
です
①「座り心地」は”クッション”

座り心地は圧倒的に”クッション”の方が良いです
”クッション”は、その名の通りクッション性という機能を最優先に作られたアイテムのため、当然と言えば当然ですよね
どんなアイテムでも、一定以上の座り心地を期待できます
対して”ヒップガード”はというと、お尻の痛みを軽減できるほどのクッション性は、あまり期待できません
クッション性という機能性だけを見れば確かにヒップガードは”クッション”に劣ります
座った時に、お尻が痛くなりにくいのは間違いなく”クッション”でしょう
ですが、お尻が痛くなるほど長時間座り続けることってありますか?
もちろん、その人の釣りスタイルによっては座る時間が多い方もいるんじゃないかと思いますが、ブログ主の場合、長時間座り続けることは、あまり無いです
理由は、ポイントへの移動時は横になる(寝る)、釣り中は立っている事が多いからです
ブログ主は、長時間、お尻が痛くなるほど座り続ける時間という事が、あまり無いので、このクッション性という機能自体にそれほど魅力を感じません
そして、これ以降の比較では、圧倒的にヒップガードのメリットが強くなります
②「持ち込みと移動のしやすさ」は”ヒップガード”

置き型のクッションに対し、ヒップガードは装着する(身に付ける)ため、持ち込みと移動のしやすさで圧倒的に上回ります
座布団のような意味合いを持つ”クッション”に、こんなデメリットを感じている人も多いんじゃないでしょうか
対してヒップガードは、一度身に付けてしまえば、それで完了
”ヒップガード”というアイテム自体が軽く、動かす手間もありません
↑ちなみにブログ主が持っている、こちらのシマノの”ヒップガード”
↑重量は、たったの245gです(軽い!)
↑折りたためてコンパクトになるため、荷物にもなりません
シマノ(SHIMANO) ヒップガード シマノヒップガード GU-011S シルバー ←ブログ主はコレ使ってます
③「船上での管理」は”ヒップガード”

船にアイテムを持ち込んだ後の管理ですが、先ほど同様”ヒップガード”は身につけているため、一度装着してしまえば、特に気にすることはありません
対して”クッション”は置き型のため、どこに、どうやって置いておくか、を気にしていないといけません
”クッションは”比較的どのメーカーも、持ち運びしやすいく小さめの軽いアイテムを取り扱っていることが多いんです
ですが、それが船上で管理する上でのデメリットになってきます
軽い”クッション”は風で飛ばされやすい
繰り返しますが、”クッションは”比較的どのメーカーも、持ち運びしやすいく小さめの軽いアイテムを取り扱っていることが多いんです。そのため、
風で飛ばされやすいです
ゲル素材のような、クッション自体にある程度の重量があれば心配ありませんが、釣り用に販売されているクッションは、風で飛ばされてしまうくらい軽いアイテムが多いです
比較的重量があり風に飛ばされにくいゲル素材のクッションですが、釣り船屋さんによっては”カバー”を付けないと「使用禁止」になっているところもあります
ゲル素材はクッション性が高いため好んで使用されている方も多い印象ですが、購入される方は”専用カバー”も一緒に購入の検討が必須なので注意が必要です
釣り用クッションは、持ち運びしやすいように軽く設計してあるけど、逆に風で飛ばされやすく気を付けなければいけません
風で飛ばされにくいような工夫をされているアイテムもありますが、やはり”置き型のクッション”が軽いというのは、それだけでリスクがあるような気がします
それに対し”ヒップガード”も軽いのは同じですが、一度装着してしまえば、釣りを終えて船を降りるまで気にする必要がありません
たまにベルトやベルクロ部分を締め直すくらいで、釣り中に気にする事も、ほぼありません
どちらも無いのは一番よくない
何も気にしない、荷物を軽く身軽にしたい、と言った理由で、「クッションも持っていかない、ヒップガードも付けていかない」という選択はオススメしません
理由は、
・防水性を確保できない
・着用しているパンツ(ズボン)の破損の可能性
だからです
船釣りの時に着用しているパンツ(ズボン)というのは大体、防水性のあるレインウェアであることが多いんじゃないかと思います
船釣りはどうしても座ることがあるので、その分、レインウェアのおしり部分はデッキとの接触、摩擦が起こりやすく、劣化が激しくなります
クッションもヒップガードも無い状態だと、その分、劣化が早くなることは簡単に想像できるでしょう
まとめ:ヒップガードで荷物も少なく、快適な釣りを
↑腰、お尻周りが”ヒップガード”により締まって、カッコいい感じになるのも好き
簡単にまとめると途中でも書いたように、”クッション”に対し”ヒップガード”は、
「一度装着すれば持ち運ぶ手間もないし、お尻も汚れないから」
ということになります
もちろん、
- どうしても座る時間が長くて、お尻が痛くなるから
- 座りながら釣りをするのが好き(お尻が痛くなる)
こんな方には”クッション”をオススメします
ですが、
こんな方は圧倒的に”ヒップガード”をオススメします!
”ヒップガード”を付けて、いつもの釣りを、より快適にして、釣りに集中できる時間が増えれば、釣果もアップすること間違いなしです!
”ヒップガード”、ぜひ使ってみてください!
シマノ(SHIMANO) ヒップガード シマノヒップガード GU-011S シルバー ←ブログ主はコレ使ってます
ダイワ(DAIWA) ヒップガード DA-1222 ブラック フリー
PRO MARINE(プロマリン) ヒップガード 色アソート