「冬でも足先ポカポカ」”最強防寒ブーツ”で寒すぎる冬の船釣りを快適にする!
こんな方のための記事です
冬の船釣り、靴選びを間違うと、
痛い目(寒い地獄の世界)を見ますよ
寒い寒い冬の船釣り、いざ船に船に乗って釣りをすると、
こんな経験無いでしょうか
そこで今回は、2000年から船釣りを楽しんで早20年以上のブログ主が、2025年現在、冬の船釣りの足先の寒さ対策で最も効果的な最適解であろう方法を解説していきます
早速ですが、その結論は、寒くない”冬用の靴”を履く、ということになるんですが、
その上でブログ主が、2025年現在で冬の船釣りに最適な靴であると強く確信しているのが、
まぁとにかく、
「暖かすぎるだろコレ(驚愕)」
この一言に尽きます
実際の使用感も含めて、レビューと解説をしていきます
この記事はブログ主の経験に基づいていて、読んでいただいている皆さまのお役に立つ事を目指し書いておりますが、個人の見解でもあるため、商品の機能や性能を約束するものではありません。何卒ご了承ください。
冬の船釣り用の靴は「防寒ブーツ」一択
船釣りに履いていく靴、タイプは色々あると思いますが、冬はブーツタイプの一択になると思います
理由は、
①足先が冷えない高い防寒性(保温性)
②水が絶対に侵入しない防水性
この2点が必須だからです
さらに、これらに加えて、
③船の上で転ばないような防滑性
この「船の上で滑らないかどうか」、これも重要になってきます
冬の靴は”高い防寒性が”何より大事
「高い防寒性」
寒い寒い外気から足先を守ることは、何より重要です
これを実現しやすいのが”ブーツタイプ”です
細かい説明は省きますが、実際、ブーツタイプの方が防寒性が高いアイテムが多いです
それに、おそらく多くの方が、長靴のような”ブーツタイプ”の方が、
というのが、わかるんじゃないかと思います
シューズタイプに比べ、縫い目や継ぎ目を少なくできる長靴(ブーツ)タイプの方が構造上、保温性を確保できます
そのため、店頭に並んでいる冬の船釣り用の靴はシューズタイプに比べて、ブーツタイプの方が高い保温機能を持った防寒性のあるアイテムが多いですね
”高い防水性”も重要
「高い防水性」
そして足元に水が浸入しないような高い防水性も重要です
構造上”ブーツタイプ”であれば、それも実現しやすいのは、おわかりいただけると思います
いくら保温性を高めて防寒性のある靴であっても、中に水が侵入してきたらアウトです
その瞬間に保温性は一気に失われ、同時に、つま先を中心とした足元の体温を奪っていきます
長靴タイプのブーツであれば、構造上、高い防水性を確保できるため安心です
”防滑性”も忘れてはいけない
そして、この2点に加えて忘れてはならないのが「防滑性」です
滑りやすい船の上では必須と言ってもよい機能です
防寒性や防水性ばかりが重視されている靴(ブーツ)が多いため、”靴底が船での釣り”に最適かどうかは、絶対に押さえておかないといけないポイントです
いくら防寒性に優れ水にも濡れない防水ブーツであっても、滑りやすい船の上で、あまり効果がないようなソール(靴底)を使用していては意味がありません
過去にも説明していますが、その滑りやすい船の上で釣りを楽しむために「高いグリップ力」のソール(靴底)を備えている靴であることが、何より重要です
3つの機能を高いレベルでクリアするアイテムは限られてくる
冬の過酷な船釣りを快適に楽しむためのブーツは、この3つの機能を高いレベルで備えている必要があります
そんな冬の船釣り用ブーツをどこで手に入れるか、という問題
- 釣具屋さん(釣り具メーカー)
- ワークショップ
- アウトドアショップ(アウトドアブランド)
- ネット 等
思いつくところを並べてみました
比較的どこでも手に入りそうではあるのですが、
「防寒性」「防水性」「防滑性」
この3つの機能すべてを高いレベルで兼ね備えているアイテムは「そう多くはない」というのがブログ主の感想です
安いアイテムはオススメしない
そんなアイテムをどこで手に入れるか、ということですが、先程も書いた中にもある通り、
こんな方もいると思います
最近では、おどろくほどの値段(安い)で高機能なアイテムが各店舗やメーカーより発売されていますよね
ただ、個人的な感想としては、
靴は、”安かろう、悪かろう”
です
△特に防水性と耐久性に疑問が残る
ブログ主も、某ワークショップで船釣りに履いていくブーツを買って試したことがありますが、
↑コチラです
某ワークショップで買った、軽くて暖かく価格も3,000円を切るという、コスパ最強のアイテム!
だったのですが、
初回の使用では問題なかったものの、2回めの使用でソールがひび割れ、さらに縫い目から中に水が侵入してしまいました
もちろん安いアイテムが全てそういうことにはならないと思いますが、特に防水性と耐久性には疑問が残ります
防水性、耐久性以外の他の性能も、このあと説明する釣具メーカーの専用靴と比べると、大きく見劣りします
値段が安いのは、靴を購入する側からすると非常にメリットにはなりますが、今のところ、なかなかそう上手くはいかないのが現実のようです
釣り具メーカーは、やはり優秀
その点、釣具メーカーが発売している専用ブーツは、やはり優秀の一言です
ブログ主が船釣りを始めて20年以上、色々な靴を釣りに使用してきた中での率直な感想を一言で言うと、
「やっぱり釣具メーカーから発売している専用アイテムは信用できる」
って言うことです
◎防水性と耐久性も優秀(防寒性は文句無し!)
防水性や耐久性は優秀そのものです
理由は”その環境において数々のテストを繰り返しているから”でしょう
専用のアイテムは、専用の環境を元にテストをして販売するのは、専門メーカーとしては当たり前のことだと思います
日本を代表するシマノさんやダイワさんのような大手メーカーの専用アイテムなら、機能や耐久性としては、まず安いアイテムに引けを取らないことは間違いないでしょう
防寒性に関しても、冬の船の上という過酷なテストを繰り返してることは、言うまでも無いですね
↑ブログ主の持っているこのアイテムも2024年に発売されてから、もう10回以上、船釣りに使ってますが、海水がジャブジャブとかかっても、一度の水の侵入も無ければ、グリップ力の低下も見られません(すごい)
◎”船の上ですべらない”ことに特化した防滑性
この「防滑性」に関しても、そうです
船釣り専用アイテムなら、「船の上ですべらないか」ということが非常に重要です
「船の上での釣り」を想定したブーツというと、やはり釣具メーカーから出ているアイテムが一番いいとブログ主は強く思います
その理由は、もちろん、「船の上での釣り」を想定して作られているからに他なりません
冬の船釣り最強防寒ブーツ|シマノ【FS-350X】|感想・レビュー
話は長くなりましたが、そんな過酷な冬の船釣りにピッタリの最強ブーツが、
↑【シマノ FS-350X】です!
船釣りの過酷な環境下でも、快適に自分の足元を支える機能性を備えています!
※詳しい基本情報はシマノの公式ホームページもご覧ください
公式Youtubeもどうぞ
モデルとしては2024年発売なのですが、2025〜2026年の冬でも船釣り用の防寒ブーツとして第一線で活躍していることは間違いありません
実際の釣行での使用感も含めて解説していきます!
冬の船釣り用ブーツに求められる3つの機能性を高レベルでクリア!
①裏地にフリース、内部に中綿が入った高い「防寒性」と「保温性」!
裏地にフリース素材を採用しているため肌ざわりがよく、すぐに暖かさを実感できます!
そして、ブーツ本体は中綿が入っているので保温性が高く、足元はポカポカです!
↑どうですか、これ!
見るからに暖かそうじゃないですか!
抜群の防寒性と保温性です!
↑こんなに寒そうな日でも、足元は暖かいです!
②オリジナル透湿防水フィルムで、防水に加えて蒸れにくい!
当然、防水ですが、”シマノオリジナルの透湿防水フィルム”を使うことで足元が蒸れにくいようになっています
出典:シマノ公式
↑こんな感じで、オリジナルの防水構造になってるので安心で快適です!
《それでも足元への水の浸入が気になる方》
水に濡れない”透湿防水靴下”というのをご存知でしょうか?
ブログ主は真夏の釣り以外は、ほぼ100%、この靴下を着用しています!
その名も「Dex Shell(デックスシェル)」です
どういった機能を備えているのか、細かい説明は、この動画を見ていただいたほうが早いと思います
↑釣り界のレジェンド村田基さんが、このアイテムのすごさを体を張って説明してくれていいます
早い話が「水で足が濡れない靴下」って言うことです
↑こんな感じで風船のように膨らませても、空気は抜けません(という事は水が入りません)
↑この靴下を履いてから防寒ブーツを履けば、もう安心です
同メーカーにも色々種類があるんですが、冬の船釣りがメインに使うことになると思うので、ブログ主は防寒性を備えているアイテムがオススメです
価格は靴下としてみると、すごく高く感じますよね
でも、この一足で船釣りの足元が快適になることは間違いないです
ブログ主は季節ごとに使い分けたいので2足持っていますが、まずは「釣り専用の靴下」として一足、持っておくのが間違いない選択肢だと、ブログ主は強く思っています
③「ハイグリップデッキソール」で最強にすべりにくい!
単刀直入に言うと、
「ものすごいグリップ力」です
以下は、【シマノ FS-340Y】の公式ページです↓
公式ページから引用した情報を簡単にまとめると、
- 接地面積が広がったためグリップ力が向上
→従来のシマノの、ある商品と比べると263%増! - ソールの中央から外に放射線状に細かな溝が配置
→靴底の水を効率よく逃がし「水の膜」の発生を防ぐ! - 釣り人の動作を徹底分析したソール設計
→足元に掛かる負担を低減し、グリップ力が向上! - オリジナル配合のラバー素材
→船に使われるFRP素材と最も相性がよく、デッキに吸い付くようなグリップ性能!
高いグリップ力で、カドでも滑りにくい!!
常に海水で濡れている船上のデッキでも、圧倒的に滑りにくい高い防滑性を備えています!
【補足】足の甲についているベルトでフィット感を向上!
↑ブーツの足首〜甲のあたりに付いているベルトで、フィット感を調整できます
↑もちろん履き口にも調整可能なヒモが付いています!
従来の船釣り用ブーツタイプ(長靴)と比べると、フィット感が格段に良いです!
釣りが終わったあとの足の疲れも全然違います!
サイズ選びの注意点
そして、サイズについては、24.0cm 〜 29.0cmまでのラインナップです
各々自分のサイズに合ったものを選んでもらえればいいと思いますが、一点注意点があります
・「店舗で試着してから購入」が原則だけど…
【シマノ FS-350X】の購入を検討されている方へ伝えたいのですが、
シューズの購入は、自分の足のサイズを合わせるのが必須なため「できる限り試着をした上で」というのが原則です
ですが、近所の釣具屋さんに取り扱いが無いこともあるんじゃないかと思います
※ブログ主の近所の釣具屋さんには取り扱いがありませんでした
釣具屋さんの店頭で【シマノ FS-350X】と出会えなければ、試着どころか購入も困難になります
・ネットでの購入もあり
そのため、
ネットでの購入
を検討されている方も多いんじゃないかと思います
最近はネットでの釣具購入も普通になってきたため、
こんな方たちも増えてきてると思います
ネットでの購入が当たり前になってきている反面、靴を試着せずに購入することに不安を感じる方も多いんじゃないかと思います
・ネット購入は「自分で足を測定」しよう
そこで今回は、ネットでの購入を検討されている皆さまの参考になるように、ブログ主が実際に購入した時の足のサイズの測定方法と着用時のサイズ感やフィット感をお伝えします
どうやって自分の足のサイズを測定して、シューズのサイズを決めるのか
実際の写真を見てもらえれば、わかりやすいかと思います
ブログ主は、こんな感じで足のサイズを測定しました
少し厚めの靴下を履いてメジャー(スケール)で測定します
「26.5cm」です
足の幅は、
約「10.0cm」というところです
測定通りなら「26.5cm」ですが、
【補足】”シマノFS-350X”は、1〜2サイズ大きめを選ぶ
こんな感じで中綿が入っているので、体感的に意外と狭い感じがします
そのため、シマノ公式HPにも書いてありますが、
普段のサイズより1〜2サイズ大きな物を選ぶと良いと思います
ブログ主も、普段の足のサイズは26.5cmだけど、今回紹介したブーツ【シマノ FS-350X】は1サイズ大きくして27.0cmにしました
※実際ブログ主が既に持っているシマノの船釣り用シューズ【シマノ FS-340Y】のサイズは26.5cmです
↑このシューズは26.5cmでぴったりですが、
このブーツは27.0cmでピッタリでした!
ネットで購入する際は、「自分の足のサイズを測定」+「1〜2サイズ大きめ」で決めましょう
「店頭で実物の試着」することが大前提だと思いますが、ネットでの購入を検討される方は、ぜひ参考にしてみてください
カラー(ラインナップ)は服装に合わせて選ぼう
カラーは2色の展開となっています
【シマノ FS-350X】の公式ページからも確認できます
この辺は好みで選んでもらえればいいと思います
◎ブラックは、服装に合わせやすく汚れも目立ちにくい
ネイビーもいいですが、個人的にはブラックがカッコよく、どんな服装にも合う気がします
オールブラックの無骨なブーツに水色の「SHIMANO」の文字が一層映えます
それに、ブラック(黒)なのでは汚れやキズが目立ちにくいです
↑3回ほど釣りに行ったあとの写真、加工無しです。
細かいキズや汚れは、どうしてもしょうがないですが、ほとんど目立たないと思います
もちろん、そのためにお手入れは必要ですよ
お手入れは必須です(お手入れ方法紹介します)
今回紹介している【シマノ FS-350X】、この靴を履いて釣りに行った後は必ずお手入れをしましょう
ていねいなお手入れは、見た目はもちろん、この靴の耐久性と機能を長持ちさせてくれます
↓早速ですが、お手入れ方法はこちら
①使用後は、十分な真水で洗い流す
②目立つ汚れは中性洗剤を薄めて、優しくブラッシングする
③風通しの良い場所で、陰干しする
④完全に乾いたら専用スプレーを吹きかける
順番に説明していきます
①使用後は、十分な真水で洗い流す
釣りから帰ってきたら、まずは十分な真水(水道水)で海水(塩)や汚れを洗い流しましょう
バケツや洗面器に水をためて軽くブラッシングすれば、この時点でほとんどの汚れが落ちると思います
②目立つ汚れは薄めた中性洗剤で、優しくブラッシングする
それでも、水洗いで落ちないような頑固な汚れや油分は、台所用の中性洗剤等を薄めてブラッシングしましょう
これで大体の汚れは落ちると思いますが、それでも落ちない細かな汚れ(キズ)等は諦めた方がいいです
「機能性を持続させる」という点では、これだけやれば十分だからです
逆にこれ以上やると、せっかくの高機能な性能を損なう可能性があります
「汚れが落ちないから」といって無理やり汚れを落とすのは絶対にオススメしません
・強引なブラッシング
・強い洗浄力のある洗剤
・”研磨剤”の入ったクレンザー
・漂白剤など
上記の行為は、靴(ブーツ)のカタチそのものを変形させるおそれがあります
絶対にやめましょう
③風通しの良い場所で、陰干しする
靴の洗浄が完了したら、風通しの良い日陰(屋外)で乾かしましょう
ブログ主は、ベランダの日陰になる場所で、新聞紙を敷いて乾かしています
なんで新聞紙を敷いているかというと、この後のお手入れを想定しているからです
④完全に乾いたら”専用スプレー”を吹きかける
完全に乾いたら、”専用スプレー”を吹きかけます
屋外であっても、”専用スプレー”を吹きかけて床が汚れるとよくないので、そのまま新聞紙を敷いておいたんですね
”専用スプレー”を吹きかけた後は、同じく風通しの良い日陰で乾かしておきます
”専用スプレー”や”市販の防水・撥水スプレー”を使用する際は、必ず屋外でマスクをしましょう
スプレーに混入している樹脂などの成分が肺深くに到達してしまうと、呼吸困難になってしまう等の可能性もあります(※実際に事故が起きています)
「必ずマスクをして屋外で使用する!」 ←守りましょう!
これでお手入れは完了です
シマノさんの公式YouTubeでもシューズのメンテナンス動画が出ていますので、そちらも是非参考にしてみてください
【補足】”専用スプレー”って?
ブログ主が【シマノ FS-350X】に使用している”専用スプレー”は、これです
目的は、この靴の「防水、撥水、透湿性能」を持続させるためです
これをやるのと、やらないのでは、各性能の耐久性が格段に変わってきます
必要な専用スプレーはこちら
2025年時点での参考価格は、1,140円(税込み)です
使い方にもよりますが、おそらく、スプレー1缶で十数回の使用が可能じゃないかと思います
破格の値段、かなりの高コスパではないでしょうか
これを高いと思うかどうかは人それぞれだとは思いますが、
この靴(シューズ)の機能、”透湿・防水”の生地と効果を長持ちさせたいのであれば、専用スプレーは必須です
せっかく高いお金を出したのですから長く使用できるように、専用スプレーを含めたメンテナンス(お手入れ)で万全にするのがいいです
まとめ:【シマノFS-350X】は、冬の船釣りを快適にする最強ブーツです
今回は、シマノ(SHIMANO) ウインターデッキシューズ [FS-350X]について説明してきました
冬の船釣りに「絶対にオススメできる!」っていうアイテムです(断言)
足元の装備を侮ってはいけません
特に寒くて過酷な環境になりがちな冬の船釣りにおいては、ブーツ1つで、その日の釣りに集中できるか、楽しめるかが変わってくると言っても過言ではありません
安いアイテムならいくらでもありますが、やはり船釣りの過酷な環境下でのテストを繰り返した釣具メーカーの専用靴(ブーツ)が圧倒的にオススメです
別の記事でも書きましたが、
“足元”という自分自身にとっての土台となる部分には、ある程度のお金をかけて快適かつ安全性の高いアイテムを使用する
というのが非常に理にかなってるんじゃないかなぁ、と個人的には思います
防寒性と保温性で足元を暖かく、透湿防水機能で快適に、高いグリップ力で船上でも滑りにくく自分の体重を支えながら釣りができる!
こんな最高の冬の船釣り最強のブーツです
船釣り初心者にも、大ベテランの名人の皆さまにも、冬の船釣り用ブーツとして、船釣りをする全ての人に自信を持ってオススメできるアイテムです!
ぜひ今後の釣行のお供に検討してみてください!
【↓今回紹介したアイテム】






